容疑者 室井慎次

カテゴリ:雑記
日時:2005/09/10 16:26

映画「容疑者 室井慎次」見てきた。例によって品川プリンスシネマ。期待以上の部分と期待ハズレな部分あり。トータルでは十分楽しめた。

「容疑者」というタイトルから、勝手に「室井に罪があったのかなかったのか、正しかったのか間違っていたのか」を問うストーリーなのかと思っていた。が、室井が「容疑者」になった理由はそういう次元の話ではなかった。政治劇も嫌いでなないので十分楽しんだが、ちょっと思っていたのとは違ったかな、と。

また、劇場での予告編やTVCMなどを見ると、重厚で暗い展開で押し通すのかと思ったが……やっぱり「笑い」もありなのね。 撮影中だったか公開前だったか、「映画の中だけでも和久さんが生きていることにしたい」というギバちゃんの希望で「それをにおわせるセリフ」が追加されたというニュースを見た。実際にその「セリフ」を聞いたときは、あぶなかった。男の子が人前で泣いてはいかん。あそこは、セリフが追加された経緯を知っているか否かで感じ方が大幅に変わりそう。

哀川翔はとてもがんばっていた。いくつかの泣かせどころと多くの笑いどころをきっちりキープ。が、「真下~」の木島の破壊力を見た後では、ちょっとキャラが弱かったか。哀川翔は悪くない。寺島進があまりにも良すぎたのだろう。

新宿のセットもよくできていたね。知らなかったらセットとは思わなかったかもしれない。スクリーンに映っていたのは、確かに「新宿」だったよ。

あー、それにしても潜水艦事件が気になる。