ハセガワ 戦艦三笠 1/350 完成

カテゴリ:模型・おもちゃ
日時:2007/05/12 12:47

三笠の続き。

土日しか作業できずなかなか進まなかったが、三笠もようやく完成。いろいろとアラもあるが、何とか形になった。

今回はとにかく、初体験となったエッチングパーツの取り扱いと空中線の張り線に苦労した。近づいてみると、仕上げが汚いところもあったりして、ちょっとトホホ。これらの作業についてはまだまだ精進が必要だな。

取りあえず、張り線についてはすべて「ベーシック」に入っている黒テグスを使用。本当はマストのロープなどは太さや質感を変えた方がいいのだが、張り線初心者なのでオミット。いまの自分には、これで精一杯。 第二次大戦期や現用艦艇もいいが、この時代の戦艦もよいねぇ。この凶悪なラムとか。



せっかく苦労して取り付けたエッチングの手すりを生かすため、マントレットはなし。また、ボートには防水カバーを被せるべきなのだろうが、あえてむき出しに。理由は、ボートのモールドやエッチングのオールで「ゴチャゴチャ」している方が好みだったから。

というわけで、どう見ても戦闘体制ではないのだが、戦闘開始直前に掲げられたZ旗も付けちゃった……。だって、日本海海戦といえば「皇国の……」したいじゃん。われながら、考証度外視のとんでもないシロモノをこさえてしまった。



識者に叱られることうけあいだが、識者はこんなインチキページなんか見ないだろう。

台座


台座は、キットのもの。合わせ目部分にはプラ板を貼って平面を出し、表面処理。サフ吹き&ペーパーを繰り返した後、つやあり黒を吹く。さらにクリアー吹き&水研ぎを繰り返して漆塗りの質感を目指してみた。

でも、ほかの人がやっているように、木製台座にした方がカッコよかったなぁ……。

せっかくなので、ハセガワ純正の三笠専用用ケースを購入。

ハセガワ純正三笠専用ケース


ケースに入れただけで、何だかグレードが上がったような「気がする」。たとえ勘違いでも、自己満足できるって重要だよな。その意味では買う価値ありなアイテムだ。しかし、4月30日の夜に注文したら5月2日に届いた。納品はGW明けだろうと思っていたのでビビった。仕事早ぇな>ハセガワ。

それにしても、エッチングの扱いは難しかったなぁ。一番ツラかったのは、ライオンロアの滑車。そして、大変という意味ではラッタル。ステップ1枚1枚を起こす作業は、細かすぎて爪楊枝もピンセットも使えなかった。

結局、ナイフの先を突っ込んでこじることにしたわけだが、そしたら塗料がハゲてしまった……。写真のパーツは、シンナードボンした後、プライマー&塗装やり直しましたよ、ええ。