アライグマ?が穴を開けた一休さんの肖像画って……

カテゴリ:歴史関連ニュース
日時:2010/11/03 23:46

京都新聞より。

京都市北区の大徳寺の塔頭、真珠庵にある開祖・一休禅師の肖像画に、アライグマが開けたとみられる長さ約8センチの穴が2日までに見つかった。近畿の社寺など1千カ所の被害調査をしている専門家によると、絵画が破られる被害は前例がないといい、3日からの境内の特別公開を前に関係者はショックを受けている。
記事には穴が開けられた肖像画の写真も載っていて、一瞬「えっ!? 大変だ!」と思ってしまうのですが……。記事をよく読むと「日本画家高橋玄輝の作品」とのこと。そう、重文の紙本淡彩一休和尚像じゃありません。


もちろん、「だったら穴を開けられても構わない」というわけではなく、関係者の方々もさぞ落胆されていることだろうと想像します。でも、紙本淡彩一休和尚像でなかったのは不幸中の幸いでした。 ちなみに、これが紙本淡彩一休和尚像(の一部)。
紙本淡彩一休和尚像