流転の頭部、フランス王アンリ4世の「本物」と断定

カテゴリ:歴史関連ニュース
日時:2010/12/16 15:01

産経ニュースより。

フランスの研究者チームは仏国王アンリ4世(1553-1610年)のものとみられていた人間の頭部を「本物」と断定した。
アンリ4世の遺体はほかの歴代フランス王と同じくサン=ドニ大聖堂に埋葬されていました。が、1793年10月、フランス革命まっさかりの時期に革命政府によって暴かれてしまったわけです。理性を失った人間ってのは見苦しいですな。

アンリ4世の遺体は保存状態が極めてよかったようですが、この暴徒による略奪で破壊されてしまい、頭部も持ち去られてしまったと。「アンリ4世の頭部」とされるものはその後、収集家を転々としていたという話は何かの本で読んだ覚えがあります。それが今回、「本物」認定されたわけですね。「肖像画を参考」ってあたり、大丈夫なの?って気がしないでもありませんが。