古代ローマ歴代誌 7人の王と共和政期の指導者たち

日時:2004/10/16 16:47


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ロムルスに始まる王政期から、オクタウィアヌスに終わる共和政期まで、古代ローマの主な指導者数十人を取り上げ、生没年、主な祖先、父・母・妻・子・業績のほか1人あたり数ページの伝記を掲載。

そのほか、凱旋式やローマ人の住居、トーガなど、古代ローマの制度や文化に関するコラムも多数取り上げている。 創元社の「歴代誌」シリーズ最新刊。このシリーズは、手ごろにまとまっていて好き。

「数十人」という人数からも分かるように、すべての執政官が取り上げられているわけではないし、グラックス兄弟のように護民官も取り上げている。「網羅的」とはいえないかもしれないが、それでも「古代ローマの主な指導者」という切り口による書籍は得がたいものがある。

収録人数や網羅性については、


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の方が圧倒的に多い。その代わり、「歴代誌」は記述が詳しいという利点がある。両方合わせて利用するのが吉だろう。