空想科学[漫画]読本4

カテゴリ:そのほか(暫定)
日時:2005/04/16 14:21


 (定価)

在庫切れ (Amazon価格)

なし (Amazonポイント)

 (私のおすすめ度)

在庫切れ

(価格・在庫状況は4月19日 7:36現在)


「マンガの名・珍場面を科学的(というか科学的風)に解明・解釈する」、という体裁をとりつつ、あえてとんでもない結論を導き出し、面白おかしく読ませる読み物シリーズ第4弾。

「科学的」とか強引な結論とか、おそらく柳田氏は分かっていてやっている。つまりネタ。釣りである。山本弘のように顔を真っ赤にしながらムキになって反論本を書くのもいいが、正直「ネタニマジレスカッコワルイ」(山本氏の反論本も面白いのだが、柳田氏とは違うベクトルで「イタい」)。 ちょっと山本氏に対して否定的な書き方をしてしまったが、俺はアンチ山本氏でもアンチ柳田氏でもない。空想科学読本シリーズもと学会シリーズも愛読している。

正直、計算が合っているかどうかには興味がない。理論が正しいかどうかにも興味がない。このシリーズを読む理由は、文体が気に入っていることと、予想外のとんでもない結論に持ち込んでしまう発想力にある。今回もそれなりに笑わせてもらったのだが、初期のパワーは見られない。以前は、ある1文に死ぬほど笑わされたりしたんだけどなぁ。それとも俺がスレてしまったのか?