試すな危険! 冒険野郎ハンドブック
カテゴリ:マニュアル本
日時:2004/06/22 22:54
「あり得ねー任務」を遂行するにはどうするか。必要な備品や予備知識、そして実行手順をまじめ?に解説しているマニュアル本。
・樽でナイアガラの滝下り
・バッキンガム宮殿の寝室に忍び込む
・独立国家創設
・核ミサイルサイロを破壊
など、24の「そりゃームリ!」な任務が用意されている。
しかし、どこまで本気やら(というかすべてシャレなのだが)。「モナリザを密かに借り出す」話では、ルーブルの美術品を運ぶ契約を取るため、担当者に賄賂を贈ることを勧める。「賄賂が効かない相手もいるので、すぐに脅迫にうつれるように準備しておくこと」(ヲイ)。「こんな悪事が表沙汰になったらどうなるかをとうとうと述べたてながら、相手を脅す」(ヲイヲイ)。「脅迫に使えそうな汚点がなにもなかったらでっちあげる」(ヲーイ)。
鳥坂さんかたわばさんが考えそうな話である。 「非日常研究会」が、同じコンセプトの本を出している。
とか
とか。
ほかにも、『ゴルゴ13の倒し方』とか、好きだったなぁ、このシリーズ。非日常研究会の本は、文章が面白い点も○。