戦争のルール

カテゴリ:軍事史/戦史
日時:2004/07/11 11:24


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「戦争はよくない」というのは当然だが、これだけでは理想論や精神論のようなものである。現実はというと相変わらず戦争が絶えないわけであり、理想論をわめくよりも「戦争をよりマシにする」方が現実的だ。

本書は、戦時国際ルールである「国際人道法」を分かりやすく解説している。 捕虜虐待が問題になっているが、では捕虜はどのように遇されなければならないのか。さらに、捕虜として扱われる条件とは何か。攻撃してよいもの悪いもの、何を保護すべきか、あるいは保護しなくてもよいものは何か。

赤十字マークをつけた人や報道関係者への攻撃禁止ってのは感覚的にも周知のことだと思うが、保護を受けるために満たさなければならない条件となるとあまり知られていないのではないか。

戦争ってものを、「現実の一部」として学んでおくのも無駄ではあるまい。