屍鬼 (三)

カテゴリ:小説
日時:2004/09/11 11:42


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小野不由美の『屍鬼』、三巻読了。

村を覆う死の謎が徐々に見えてくる。屍鬼の存在に気づいた子どもたちは、土葬された被害者の墓を暴く。これを知った屍鬼の手が、リーダー格の夏野に伸びる……。 三巻の見所は、やはり夏野たちの活躍と、夏野に迫る屍鬼の影。屍鬼は、招かれなければ入り込めない。これを意識しながら読んでいると、緊迫感もひとしお。ああ、ダメだよ>夏野父

んが、張り詰めた緊張感もここまで。三巻では、屍鬼たちがあからさまに語られてしまうのだ。得体が知れないからこその恐怖。正体が丸見えになってしまえば、怖さも半減。

作者の狙いは、単なる恐怖じゃないってことかな。この辺りの評価は今後の展開しだいだなぁ。