電車とホームの間に落っこちた
カテゴリ:雑記
日時:2004/11/15 18:13
取り立てて描写するほどのことはない天候に恵まれた11月14日(日)のこと。
何の変哲もない駅のホームに、これまた普通の電車が入ってきた。ごく平凡なドアが凡庸な音を立てて左右に開いたので、これまで何百回も繰り返してきたように足を車内に踏み出した。
その瞬間、これまで経験したことのない特殊な事態に。踏み出した右足が、電車とホームの間をすり抜けてしまったのだ。いきなり視界が急降下して、体が隙間にはまり込む。うむ、実に独自性にあふれた瞬間である。 しかし、面白かったのはここまで。
乗客は驚いたようだが、自分でも意外なことに本人はわりと冷静。自分でひょいと這い上がって、何事もなかったかのように電車に乗り込んだ。それ以上何も起こらず、話のふくらませようがなくて困ってしまう。没個性的な日常に戻ってしまった。
電車とホームの間に挟まったまま電車が走り出したりすれば、それなりにセンセーショナルな内容になるのだが。あ、その場合、この話はこのサイトではなくニュースサイトに掲載されることになるんだろうな。このサイトは以後更新されることもなく、結局つまらないまま……。
せっかくホームから落ちたというのに、どうやっても面白い話にならんではないか。
何の変哲もない駅のホームに、これまた普通の電車が入ってきた。ごく平凡なドアが凡庸な音を立てて左右に開いたので、これまで何百回も繰り返してきたように足を車内に踏み出した。
その瞬間、これまで経験したことのない特殊な事態に。踏み出した右足が、電車とホームの間をすり抜けてしまったのだ。いきなり視界が急降下して、体が隙間にはまり込む。うむ、実に独自性にあふれた瞬間である。 しかし、面白かったのはここまで。
乗客は驚いたようだが、自分でも意外なことに本人はわりと冷静。自分でひょいと這い上がって、何事もなかったかのように電車に乗り込んだ。それ以上何も起こらず、話のふくらませようがなくて困ってしまう。没個性的な日常に戻ってしまった。
電車とホームの間に挟まったまま電車が走り出したりすれば、それなりにセンセーショナルな内容になるのだが。あ、その場合、この話はこのサイトではなくニュースサイトに掲載されることになるんだろうな。このサイトは以後更新されることもなく、結局つまらないまま……。
せっかくホームから落ちたというのに、どうやっても面白い話にならんではないか。