ギックリ背中

カテゴリ:雑記
日時:2005/02/09 23:48

突然、背中の筋を痛めた。

背中に違和感を感じてはいたのだが、特に気にせず就寝。すると、翌朝目が覚めたときにはもう動けなかった。痛くて寝返りもうてない。

起き上がるどころの騒ぎではない。ちょっとでも力が入ると激痛が走り、ピクっと体がはねる。体がはねると背中に力が入り、また痛みで体が動く。夢の永久機関完成の瞬間である。

ベッドの上で、1人で悲鳴を上げながらビチビチとはねているビジュアルは、さぞかし異様だったであろう。誰にも見られなくてよかった。 しばらくすると、多少痛みがやわらぎ起き上がることができた。といっても、ベッドに腰掛けた姿勢に体を持っていくのに5分弱を要した。かなりヤバい。

1人で悲鳴やうめき声を上げつつなんとか着替え、近所の接骨院へ。歩きながら、自分の体が斜めっていることに気づいたが、どうにもならない。

マッサージを受けていると、少し楽になってきた。ああ気持ちいい。何だかウトウトしてきたぞ……。

どちらにお勤めですか?

いいタイミングで話しかけられる。いい気持ちだったのに。
とはいえ、そのうちまたウトウトとしてきた……。

背中がガチガチですよ。

はぁ、そうですか。ああ、いい気持ちだ……。

何か運動とかしてますか?

あの、眠ってはいけないのでしょうか?

ウトウトするほどマッサージは気持ちがよいのだが、決して眠らせてくれない。微妙に厳しいプレイである。

いまだに、うつむいた姿勢などをすると鋭い痛みが背中を走る。靴下を履くのも一苦労だ。

あらためて、老いについて考える今日この頃だ。