古代殷王朝の謎
カテゴリ:東洋史
日時:2004/06/17 00:18
「三十五年ぶりに~再び日の目を見ることになった」(あとがきより)ってことは、結構年季が入った本なんだな。殷の研究はきっとさらに進んでるんだろうなぁ。
それはともかく、殷については高校の世界史レベルでしかやったことがないので、この本でも十分刺激的だった。 甲骨文や遺跡の発掘によって解き明かす王権や信仰、身分制度などなど。よくあれだけの材料からここまで想定できるなぁ。俺には考古は向いてないな。考古関係の本を読むのは好きだけど、研究はできん。ま、考古じゃなくても「研究」なんてしてないけど。
この本を読んだら、もっと殷・周時代について読みたくなったぞ。最近中国史から離れしまってるから、あらためて手を出してみるとしよう。