アルスラーン戦記11 魔軍襲来
カテゴリ:小説
日時:2005/10/05 21:05
長らく放置プレイをくらっていたアルスラーン戦記の書き下ろし最新刊。
ギスカール&エステル周辺、ファランギースチーム、王宮周辺、ジムサの体験、ヒルメスと孔雀姫、クバートチーム。パルス、マムヤム、ミスルに散ったさまざまな人々のエピソードの集合という感じで、あらすじの書きようがない。
しいていうならザッハークの眷属がいよいよ本格的に動き出した!! というところか。 楽しむより何より、状況を把握するのが大変。数年ぶりの新刊なので、いきなりピンチの状態から始まるシーンに「???」なのである。クバート、お前なんでそんなところにいるの?
また、前述したように場面があまりにも拡散しすぎて、新書1冊を費やしたにもかかわらず話はほとんど進展なし。11巻は10巻のエピソード回収と12巻へのつなぎで終わってしまったというのが正直な感想。
それなりには楽しめたのだが、あっという間に読み終わってしまった。相変わらず読み応えがないなぁ。