平清盛関連系図その3(平氏盛モリ軍団&死因)
清盛の兄弟と子どもたちも登場し、「X盛」だらけになってきたので系図で整理してみます。まぁ、こうしてみると「盛」が付かない人も結構多いのですが。
単に男子を系図化するだけではつまらないので、死因を名前の色で示しています。色分けしてみると、死因のグループが見えてきます。多くの若手が一ノ谷で討死しており、残った者は壇ノ浦で入水しています。壇ノ浦で海に飛び込んだものの、泳いでしまって助かった俺たちのムネムネ&子どもたちは刑死。
忠正とその子どもたちは、保元の乱で崇徳・頼長側に付き、これまた刑死。
池殿頼盛の一族は、平家の都落ちに同行しなかったため一ノ谷や壇ノ浦で戦うこともありませんでした。頼盛は池禅尼(宗子)の子であることから頼朝に厚遇され、治承・寿永の乱(いわゆる源平合戦)後も生き残ります。まぁ繁栄したとはいえませんが。
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大河ドラマ「平清盛」 第19回 鳥羽院の遺言
保元の乱&崇徳院の怨霊化に向けて着々と事態が進む今日この頃。乱をめぐる人々の歴史上の動きには忠実なものの、清盛の言動には違和感あり。これまでにも見られた、「清盛の言動だけちぐはぐ」(質問の答えになっていない自分語りや脈絡のない変心など)が今回も発生していたように感じました。
清盛はダークホース雅仁の即位の裏を信西に問いただします。しかしまぁ、元は信西の言とはいえ言いたい放題。
清盛「雅仁様は王家に渦巻く積年の鬱屈より流れ出た膿! 全ての歪みを抱え込んだ毒の巣!」
というか、よく覚えていたなぁ、清盛。第9回の時のセリフだから、16年前のこと。そんな昔に一度聞いただけの悪罵を一言違わずそらんじるとは、凄い記憶力です。誰です? この清盛をアホボンなどと呼んでいるのは。
それはともかく、雅仁の擁立でノリノリの信西に、突然激高する清盛。
清盛「上皇様はどうなる!」
ん? 前回、救いを求める上皇を拒否ってませんでしたっけ? 突然上皇派っすか?
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大河ドラマ「平清盛」 第18回 誕生、後白河帝
今回は久寿1年(1154年)、近衛帝の容体悪化にシオシオする鳥羽院から。それを聞いていた家成も、その年の3月には病床に。ノベライズだと成親、師光はもう少しギスギスした感じなのですが、ドラマの演出は割と和気藹々。
師光「無頼の高平太殿の奇行の数々には手を焼いたとか」
というセリフも、場を和ませる軽口のようなニュアンスでした。ノベライズには、
戯言のようでいながら、清盛とは打ち解けられない隔たりを感じさせる
などとあったりします。まぁ、彼らは、この時点では平氏寄り、親清盛的な態度でいた方が、後の裏切り(鹿ケ谷の陰謀)が印象的でよいと思います。
(珍しく)普通にいい人な佐藤二郎、よかったなぁ。今回で退場は残念。家成のキャラも良かったのですが、いささか清盛ageな点が玉に瑕。
家成「野良犬の吠える声に、今や朝廷御自ら耳を傾けるようになったのでございますからなぁ」
そうか? まぁ、確かに鳥羽院とか妙に清盛を買ってたりしますが。
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大河ドラマ「平清盛」 第17回 平氏の棟梁
今回から第二部開始です。物語の開始は仁平3年(1153年)。ドラマ上は時期が曖昧になっていましたが、ノベライズによると2月で、忠盛の死から1カ月後となります。
一門を招集した、ややこざっぱりした清盛。
清盛「平清盛である!」
一同「……」
盛国「皆、存じております」
清盛「む、さようか」
シメるところさえシメてくれれば、こういうのは嫌いじゃないですよ。
続いて弓矢の鍛錬に始まる教盛と忠清の意地競べは、予想通りカットされてしまいました(ノベライズでは、清盛が止めるまでエスカレートしていく)。ま、予想では鍛錬シーン自体がそっくりカットされると思っていたので、むしろ予想が外れたと言うべきかもしれませんね。
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大河ドラマ「平清盛」 第16回 さらば父上
今回は史実を軸に、各陣営が保元の乱フラグを立てまくっていました。それぞれギスギスしてきて、いいぞもっとやれ。
久安6年(1150年)9月26日、忠実に命じられたダメ義さんが忠通の屋敷(東三条邸)を襲撃。東三条邸と摂関家の家宝である朱器台盤を接収します。これにより藤氏長者の地位も頼長に奪われてしまいます。
このエピソードは忠実&頼長の強大化を語るとともに、保元の乱の大フラグ、つまり頼長の没落と死のきっかけの1つです。
さらに、鳥羽院に接近しつつある義朝と摂関家ベッタリのダメ義さんの対立も忠通邸襲撃事件で先鋭化。ダメ義&義朝親子の関係もまた、保元の乱フラグですね。
仁平元年(1151年)、高野山大塔再建の功をもって忠盛が刑部卿、清盛が安芸守に任ぜられます。ドラマでは平氏を目の敵にし続けている頼長ですが、忠盛を刑部卿にするに際して、彼は
生まれは卑しいものの、正四位上・内蔵頭・播磨守を歴任しているので問題はない(Wikipediaより)
と、肯定的な意見を述べたとか。
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大河ドラマ「平清盛」 第15回 嵐の中の一門
久安5年(1149年)3月の家盛死亡から。家盛は病死と考えられていますが、ドラマストーリーには
家貞「家盛様は、落馬にてみまかられましてござりまする!」
というセリフ(ドラマではカット)があります。ただ、これは忠正が清盛を責めるのを止める際のセリフなので、清盛を庇っているだけという解釈もできますが。
それにしても、家盛の遺体にすがって泣き叫び、駆けつけた清盛に「家盛に触るでない!」と取り乱す宗子。さらに、キレた忠正に「お前がこの家に災いを持ち込んだ」と罵られ、神輿を射た祟りだと責められ、忠正「お前が死ねばよかったのじゃ!」とまで言われては、家盛の死に後ろめたさを感じそう。この流れで、将来宗子に「家盛に面差しが似ているから助命してほしい」などと言われたら、拒否りにくいですねぇ。
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大河ドラマ「平清盛」 第14回 家盛決起
今日はアッー!祭り。悪左府ならぬホモ内府大活躍。もちろん頼長だけが男色にふけったわけではないのですが、「台記」の生々しい記述が彼のキャラを決定付けてしまいましたね。
ヒャッハー義朝は、ダメ義さんから賀茂臨時祭で頼長の警護を命じられてイラっ。内大臣に逆らうなとアドバイスする由良ちゃんに、「女が口を出すな」とブチ切れ。さすが、ただの武闘派にすぎないヒャッハーらしい反応です。
そして賀茂臨時祭。「おおおかた泥臭い舞であろう」と見下す頼長ですが、家盛の雅な舞を視ながら、パパ実から「正妻の子なのに清盛に後れを取っている」と聞かされ、家盛に熱視線を送ります。
頼長のキャラがキャラなだけに、あの表情の意味は……? 利用価値を見いだしたからなのか、家盛が見目麗しかったからか、まぁ両方ってことなんでしょうが。
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大河ドラマ「平清盛」 第13回 祇園闘乱事件
今回は、有名な「祇園闘乱事件」。ドラマ的には家盛の心象にも大きな影響を与える重大事件です。が、演出と脚本がイマイチ。解決までのプロセスが超展開過ぎて、部分的に良い場面はあったものの、全体的にはつまらない回になってしまいました。
というわけで、アバンから本編スタート。祇園闘乱事件ですから、舞台はもちろん久安3年(1147年)6月15日の祇園社です。ここの演出(松ケンの演技?)は非常に疑問。ダメダメです。金覚、銀覚にバニーちゃんが嘲笑されていたとき、なぜか清盛はニヤニヤとにやけるばかり。銀覚はかなりどぎついことも口にしており、バニーちゃんの性格からして穏便に済むはずがないことくらいは予想すべき。
案の定、バニーちゃんがキレて銀覚にヘッドバットを食らわせていたときも、清盛は背後でボーっと突っ立っているだけ。
「御神域を血で穢しおったぞー!」
と神人がワラワラ出てきたときは、何かビビった顔をしている清盛。
清盛、危機管理能力なさ過ぎ。家臣の統御もできない。清盛が場の空気に合った表情なり動きをするだけで「避けられなかった騒動」という印象になったでしょうに、これでは清盛側がひたすら悪いという感じ。この後清盛が神輿を射るのも、単なる逆恨み、意趣返しのような流れになってしまいます。
ちなみに、史実の「祇園闘乱事件」は、この場で清盛の家臣が放った矢が宝殿に刺さったことが問題となったものです。神輿に射かけるとか、清盛本人が射たというのはドラマ上のフィクションです。
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大河ドラマ「平清盛」 第12回 宿命の再会
今回のテーマは清盛と義朝の再会、と見せかけて、璋子死亡と清盛&時子、義朝&由良ちゃんのバカップル誕生。シリアスなんだかコメディーなんだかよく分からん構成です。
物語は天養元年(1144年)、平氏が明雲が率いる強訴を収めたところから。既に正四位下になっていた忠盛に(従)三位が授けられるのではとワクテカする一門ですが、与えられたのは正四位上で一門ガッカリ。
高階通憲もまた、改革案も通らず自身の出世も望めぬことに愛想が尽きて信西にリネーム。頼長のオウムがしっかり「粛正」を覚えいたところがステキ。
忠盛の館では、後の池殿、頼盛が元服。が、このドラマでは元服式はガッカリ展開がお約束。忠盛が清盛に「武士として導いてやるがよい」と言うと、
清盛「番犬としてこき使われるだけと知りながら、命がけで戦えと。そう教えよということにござりますか」
と、厨二病の発作を起こす清盛27歳。朝廷に対する不満をぶちまけ、参列者全員しょんぼり。晴れて元服を果たした頼盛もしょんぼり。やはりとんだ元服式になってしまいました。
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大河ドラマ「平清盛」 第11回 もののけの涙
今回は、義清が出家した理由を崇徳帝が清盛に尋ねるという状況から、前回からさほど日がたっていないころ、ということでしょう。
義清依存症の崇徳帝、頼りにしていた義清には去られ、清盛にはズケズケと黒歴史をほじくり返され、「もののけのごときお方に振り回されるのは御免こうむりたく」などと言い放たれる始末。
清盛、崇徳帝は悪くないだろ。
そんな崇徳帝に重仁親王誕生。ここから始まる王家パートは超ドロドロで、見ていてニヤニヤしてしまいます。楽しいなぁ。
重仁をゲットしてチャーンスとばかり、「血のつながりの薄き者には譲りとうない。上皇様が叔父子の朕を忌み嫌うと同じじゃ」と宣戦布告する崇徳帝。それに対し、にやっと笑う鳥羽院が怖いこと。
崇徳帝の反撃にビビった忠通に対し、重仁を逆に利用する得子がまた怖いこと。
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