世界地名ルーツ辞典
カテゴリ:辞典・事典
日時:2003/08/07 00:56
ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア、オセアニア、アフリカ。世界中の国名や地名(州や市、山や川などの自然地名)の語源を解説した辞典。意味もなくパラパラめくっているだけで楽しめる、お気に入りの本の1つ。
高校で世界史をやっていれば、ロンドンの古名がロンデニウムでウィーンがウィンドボナであったと習ったはず。本書は、それをさらに掘り下げて説明しており、ウィーンについてなら
語尾のボナはケルト語の集落・町だから、この辺りはウィンドVindoと呼ばれていた。Vindoの意味は明らかではないが、当時のケルト語では「白いもの、建物」といった意味になる。といった説明が付く(実際はもっと詳しいし、長い)。
非常にオススメの1冊。