国盗り物語(三) 織田信長(前編)

カテゴリ:小説
日時:2005/08/02 21:26


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濃姫の輿入れとともに、主人公が斎藤道三から織田信長へ移る第3巻。実際には、信長と明智光秀という対照的な2人が主人公である。しかし、内面の書き込み方などをみていると、司馬遼が本当に書きたかったのは光秀なのでは? と思わされる。

第3巻では、道三の敗死、桶狭間、信長による稲葉山城攻略までが描かれる。 光秀といえば、多くの場合は信長や秀吉の2大スターに挟まれた悪役であり、あまりよくは書かれない人物である。だが、これが司馬遼にかかると魅力的な人物になってしまう。まぁ、「国盗り物語」の光秀はまっとうすぎて、むしろ信長のすっとんきょうなセリフ回しの方が面白かったりするのだが。

第3巻ではまだ信長と光秀の人生は交差しない。それぞれのやり方で真剣に生きている2人は次巻で出会い、本能寺へと収斂していく。