交渉人 真下正義

カテゴリ:雑記
日時:2005/05/22 10:49

「ローレライ」(ネタにしそびれた)に続き、昨日は「交渉人 真下正義」を見てきた。

大して期待していなかったこともあり、終了後の満足感は非常によかった。単に予算をかけただけのヘンテコなハリウッド映画より、はるかにエンターテイメントしてるんじゃないか?

ただ、地下鉄の事故シーンは時期的に見ていてつらかった。あそこは、映画と分かっていてもゾっとしてしまった。 湾岸署の連中はほとんど出ていないが、パワーダウンした感じはしなかった。というのも、木島役寺島進のインパクトが尋常ではないからである。刑事には見えないナリ(そのため劇中で何度も困ったことに)とガラの悪さ。異常に押し出しが強いくせに、テレたりビビったりと、意外な一面を見せる。

それ以外のメンツもうまくハマっており、それぞれよかった。それはともかく、コンサートシーンで指揮者役の西村雅彦が登場すると笑いが起こったのはなぜ? 西村雅彦って、出オチキャラだっけ?

しかし、湾岸署の緒方と森下は、なぜ新宿で検問していたのだろう。あそこは新宿署のすぐ近くなんだが。

そして、事件の最終ステージ。コンサートホールは新宿となっており、ユースケもそこに向かっていた。車を降りた場所も確かに新宿だった。コンサートホールってどこだろう? 車を降りた場所からすると、オペラシティはちと遠すぎるし……。風景から推定しようと思ったら、最後のシーンは東京国際フォーラム(有楽町)だった。こりゃどうにもならん(笑)。それはともかく、会社の目と鼻の先で撮影が行われていたとは……。

もう1つ印象に残ったのが、ラヴェルのボレロをフルで使っていたこと。

 (定価)

在庫切れ (Amazon価格)

なし (Amazonポイント)

 (私のおすすめ度)

在庫切れ

(価格・在庫状況は12月14日 12:33現在)


を思い出してしまった。ラストの戦闘シーンでボレロをフルで流すのだが、映像と曲のマッチングがすばらしかった。もともと、ラストは「ボレロをまるごと使う」というコンセプトが「わが~」制作陣にあったそうだしね。