アイルトン・セナ

カテゴリ:ノンフィクション
日時:2004/06/29 02:13


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もう10年になるのか……。というわけで、節目として久々にセナ本に手を出してみた。

カート、フォーミュラ・フォード、イギリスF3、そしてF1各時代のセナ綴った本書。傲慢で繊細な人となりがよく書けている。特に日本ではマクラーレン時代以前のセナについてはあまり語られることがないから、知らなかったエピソードも多い。

半面、必ずしも時系列ではないので、ちと読みにくい部分もある。

また、本書はあくまでも「生きていたセナ」がメインなので、1994年サンマリノGPの記述は本文約350ページのうちの1ページにも満たない文量しか割り当てていない。 セナ本を読むのは何年ぶりだろう。本棚を見ると、何気に結構読んでいたことに気づく。


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は、サンマリノGPでの事故にフォーカスした本で、メカニカルな面も含めてあの事故について考察している。あの事故について知りたい人には文句なくオススメ。


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F1を見ている人なら、著者名でピンと来るはず。これはセナ本ではないのだが、サンマリノGPがきっかけになっているのでここに含めた。
基本的にはワトキンス氏の専属医の目から見たF1の歴史といったところか。読んだのは何年も前だが、面白かったと感じた記憶がある。


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日本人が見たセナといったところか。セナの近くにいた人間が語ることで、近づくことすらできない一般人でもセナをより知ることができる。
最初に紹介した本とではセナの印象がかなり違うのが面白い。