ヨーロッパの王室

カテゴリ:西洋史
日時:2003/08/07 01:03


 (定価)

在庫切れ (Amazon価格)

なし (Amazonポイント)

 (私のおすすめ度)

在庫切れ

(価格・在庫状況は12月27日 12:50現在)


ヨーロッパ各国の王室史および現王室の状況、系図を掲載。ただし、現存する国&王室のみなので、ロマノフ家ハプスブルク家ホーエンツォレルン家などは載っていない。その代わり、リヒテンシュタインルクセンブルクはちゃんと1章が割かれている。

各王室の章では、その成員ごとに項目を立ててそれなりの文章量を当てて紹介しているのが特徴。これはなかなか貴重である。 巻末資料も有用なものが多い。王室ごとの章にもそれぞれの系図が載っているが、巻末では全王室の系図を統合して見開き2ページにまとめている。各王室のつながりが一目で分かる。

席次の話やヨーロッパ各国君主の正式名称(和文+欧文)も便利。例えば、エリザベス2世なら、
グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国並びに他の諸領土の女王、コモンウェルスの首長、信仰の擁護者 エリザベス2世女王陛下~
H.M. Queen Elizabeth II, By the Grace of God of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland and of Her Other Realms and Territories Queen, Head of Commonwealth, Defender of the Faith
こんな感じ。

この本はかなり参考になった。