中畑遺跡で出土した銅印、平安時代の氏族使用か

カテゴリ:歴史関連ニュース
日時:2010/11/10 12:02

中日新聞より。

草津市教育委員会は9日、「永」を崩した字を浮き彫りにした青銅製の印が草津市西矢倉の中畑遺跡で、見つかったと発表した。平安時代の10世紀ごろに使われたとみられる。隣接する野洲郡には「永野忌寸(ながののいみき)」と呼ばれる有力氏族の拠点が平安初期からあり、担当者は「草津側に勢力が広がっていたとしても不思議ではない。文書作成や祭祀(さいし)で使用された可能性がある」とみている。
忌寸というと、八色の姓における真人、朝臣、宿禰に続く4番目の姓ですね(以下、道師、臣、連、稲置)。このクラスになると、私なんぞにはどんな氏姓があったのかさっぱりです。ちょっとググってみた感じでは、永野忌寸は漢献帝の裔を称しているとか……。