ピットロード 1/35 28cm榴弾砲（乃木付き）乃木希典の塗装

1/35 日本陸軍28cm榴弾砲 砲兵6体＋乃木将軍付の続きです。

付属フィギュアの塗装に着手し、乃木希典を完成させました。まだトップコートは吹いていないのでテカテカですが。

各所の色は、取説に従っています。軍服は、ラッカーの基本色で塗装した後、エナメルのフラットブラックでウォッシング。さらに、基本色にツヤ消しホワイトを混ぜた色でドライブラシを行い、裾や袖口、しわのふくらみ部分などにハイライトを入れています。すべて筆塗りです。可能な個所はマスキングテープでマスキングしましたが、凹凸が多くて必ずしもうまくいったとはいえません。 顔は、ラッカーのキャラクターフレッシュに茶系の色を混ぜて下地塗装した後、エナメルのフラットブラウンを目などのくぼんだところに流し込み、溶剤を付けた筆で拭き取りつつ顔の他の部分に広げました。さらに下地色にフラットホワイトを混ぜた色でハイライトを入れています。老眼気味なので細かい作業はツライっす。



第三軍の愉快な仲間たちはこんな感じ。乃木と共通の色は塗装済みなのですが、ベルトなどはまだ。そのためビミョーに締まらない感じです。次は彼らの仕上げです。

しかしまぁ、この乃木フィギュアは使い道がなくて困ります。彼が着ているのは、日露戦争時の陸軍大将の正装、袖章が亀甲模様に細線7条です。信念やら拝謁参内、叙勲などのときに着用するもの。前線で着るような軍服じゃありません。旅順攻略後、水師営でステッセルと会見したときですら、普通の戦時服でした。道路工事の現場監督が、燕尾服で指揮しているようなもの。もちろん現場監督が燕尾服を着るのは全然構いませんが、工事中に着てたら総ツッコミです。

三笠のときも、戦闘態勢にしていないのにすっとぼけてZ旗付けちゃったし、今回もしらばっくれて28cm榴弾砲の横に立たせちゃおうかなぁ。