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ホーキング、宇宙のすべてを語る
カテゴリ:科学
日付:2005/11/16 00:56
書名は16年前の名著『ホーキング、宇宙を語る』とほぼ同じながら、内容は事実上ゼロから書き起こされている。
もともとホーキングの著書は平易で分かりやすく、前著もそれによって大いに評判となったが、本書はさらに噛み砕いた表現を使い、身近で直感的な例を引きながら難解な宇宙論を開設している。
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温度から見た宇宙・物質・生命 ビッグバンから絶対零度の世界まで
カテゴリ:科学
日付:2005/05/31 22:08
生物の体温や砂漠、南極の気温、太陽の中心温度、水素やヘリウムを液化するための超低温まで、物理学や量子力学を「温度」という切り口から解説。それなりに難しい内容なのだが、平易な文章で数式も出現しないため、文系人間にも理解できるのがうれしい。
紹介されている事象1つ1つが非常に興味深いところも魅力。
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量子コンピュータ 超並列計算のからくり
カテゴリ:科学
日付:2005/03/09 22:26
現在、一般的に使われているコンピュータは0と1(オフとオン)の組み合わせで演算を行っている。これに対して、量子力学を応用した量子コンピュータは、「重ね合わせ」状態をも利用することで超並列演算を実現する。
本書は、現在のコンピュータと対比させながら、量子コンピュータの概念、用語(量子ビット、重ね合わせなど)、因数分解などのアルゴリズムを解説。量子コンピュータの「いま」が分かる。
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知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦
カテゴリ:科学
日付:2005/02/14 22:24
知能とは何か。心とは何か。
学習し、判断する知能を持ったロボット「認知発達ロボティクス」。これを研究することによって、さまざまな課題が見えてくる。人に近いロボットを目指すことで、人間そのものを知ることになる。
ロボット研究者たちがそれぞれのアプローチから語る、最先端のロボット研究とはどのようなものだろうか?
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異端の数ゼロ 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念
カテゴリ:科学
日付:2004/10/04 22:46
ゼロの誕生から現在まで、人類はゼロに何を思い、どのように対応してきたのか? 本書は、ゼロの歴史である。
現代では当たり前の概念であるゼロだが、古代人はゼロを必要としなかったし、ギリシア人は「ゼロの存在」を否定した。ゼロは、「存在しない」という「存在」であり、ギリシア人の哲学になじまなかったのだ。ゼロから導き出されるのは「無限大」であり、パスカルやデカルト、ニュートンといった数学・物理学者を悩ませた。
人類は、「ゼロ」および「無限大」をいかに克服してきたのだろうか?
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アインシュタイン相対性理論の誕生
カテゴリ:科学
日付:2004/04/19 22:21
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