鉄器時代、2600年前の少女の顔復元

カテゴリ:歴史関連ニュース
日時:2011/02/03 14:16

ナショナルジオグラフィックより。

何千年もの時を越えて視線を投げかける鉄器時代の少女「モーラ(Moora)」。頭蓋骨の断片を基にデジタル技術を駆使して復元され、1月20日に公開された。~


 生きていれば2600歳の彼女の頭蓋骨は、ドイツのニーダーザクセン州で2000年、背骨や髪の毛とともに見つかった。最初に発見したのは現地の泥炭湿地の労働者。採掘機に巻き込まれ砕けていたという。
元記事に、モーラの復元画像が掲載されています。「鉄器時代」というとピンときませんが、「2600年前」ならローマ史的には王政期(ロムルスの4、5代後あたり?)。中国だと春秋時代(楚荘王が鼎の軽重を問うているあたり?)。歴史学が扱える時代ではありますね。モーラの顔は現代でも違和感がなく、歴史学的には大昔ですが考古学、人類学的にはつい最近というレベルですね。