いざ鎌倉(北鎌倉編)

カテゴリ:雑記
日時:2004/12/12 00:59

円覚寺山門
円覚寺山門
多摩川四十郎の仕切りで、abetomobecachanと鎌倉へ。大河ドラマで義経も始まるし、なかなかいいタイミングではないか。おかげで楽しい休日になりました。乙です。>多摩川四十郎氏

まずは北鎌倉駅至近の円覚寺から。見事な紅葉を見ながら立派な山門をくぐる。山門に掲げられている「円覚興聖禅寺」という額は、伏見上皇の勅筆だそうな。

開基北条時宗の廟を眺めつつ(写真はイマイチなのでパス)、一巡り。
円覚寺 洪鐘
円覚寺の洪鐘
その後弁財天見晴台に登ったのだが、階段で虫の息となる。多分、少し死期が早まった。

ここにあるのは北条貞時(得宗の絶頂期ですな)が寄進した国宝の洪鐘(おおがね)。残念ながら、鐘を打つのは禁じられていた。どんな音がするのだろう? 鐘を鳴らして逃げる「梵鐘ダッシュ」の誘惑が脳裏をかすめるが、一応良識派を自認しているのでそんなことはしない。

見晴台では、あべかわとお茶をいただきつつ景色を楽しむ。こうなると欲しくなるのがタバコ。この欲望は断ち切りがたい。やはり鐘を打つべきかもしれない。

建長寺山門
建長寺山門
時宗&禅宗といえば、無学祖元。初めて彼の名を知ったときは、自ら「無学」と名乗るとは奥ゆかしいなどと思ったものだが、本当は、「もう学ぶべきことはない」という意味なんだよなぁ。謙譲を美徳とする日本人の感性には合わない気もするが、ある意味かっこいい。

ま、俺は死ぬまで「超有学」だろうな。でもその方が楽しいのではないかと思う。

次に北条時頼が建立した建長寺へ。ここの山門も立派。ただ、建長寺は整備されすぎていて、いささか風情に欠ける。方丈裏の庭園など、きれいだとは思ったが円覚寺に比べて心に残るものは少なかった。

建長寺には時頼の坐像があるはずなのだが非公開。残念。

次は、小6のときの修学旅行で行って以来(20年前かよ……)となる鶴岡八幡宮である。