いざ鎌倉(鶴岡八幡宮&頼朝墓編)

カテゴリ:雑記
日時:2004/12/12 11:33

大銀杏
鶴岡八幡宮の大銀杏
北鎌倉から徒歩で、20年ぶりの鶴岡八幡宮に。石清水八幡宮で元服した八幡太郎義家頼信の石清水八幡宮願文の例を引くまでもなく、源氏の氏神として知られる八幡宮。しかし実は……という話が『源氏と日本国王』にあるが、それはまた別途。

ここで、記憶の風化と変質を思い知らされる。公暁(頼家子)が実朝暗殺時に隠れていたといわれる大銀杏って、こんなだったっけ? 子どものころは、もっとショボかったような気がしたが、こうしてみるとやはりでかい。しかも、階段の右側だったと思っていたが左側だねぇ。やはりガキのときに見ても意味がないなぁ。

ところで、あのイチョウの木、800年前はどれくらいの大きさだったんだ?
頼朝の墓
頼朝の墓
続いて頼朝の墓へ。ここも20年前に来ているのだが、階段を登った記憶がない。

兄の構想をまるで理解できず、日本第一の大天狗の抱きこみ工作にまんまと乗って得意になる知能の低い弟を持ち、さらに悪役にされることが多いなど、気の毒な頼朝。まぁ、奥州攻めの口実にもなってくれたし、トータルではバカ弟も役に立ったといえるが。

日本では、赤穂浪士や義経、新撰組など、己のおろかさゆえの負け組みがなぜか一般受けする風潮がある。実に不思議だ。義経なんて、バカとしか思えないんだがなぁ。それより頼朝を正面から扱った大河ドラマをやれよ。>NHK