Dell Inspiron 1520のHDDをSSDに換装
カテゴリ:雑記
日時:2011/02/15 22:59
SSDの価格も下がってきたので、Inspiron 1520のHDDをSSDに換装しました。SSDとは半導体メモリを使ったストレージで、HDDよりも高速・静音・耐衝撃性が高いといった特徴があります。ただ、高速化するならまずはメモリ増設がオススメです。
使用したのは、128GBにしては低価格なCSSD-SM128WJ3。今だったら
かな。
今回は単にHDDとSSDを換装するだけでなく、HDDの中身をSSDにコピーして従来の環境を引き継がせるため、以下の手順が必要でした。
まず、HDDの内容をSSDにコピーするため、外付けHDDケースを使ってSSDをInspironに接続します。利用したのはSATA対応の2.5型ケース。GW2.5AV-SU2はディスコンっぽいので、今なら
あたりでしょうか。HDDケースを用意したら、コネクタ側のフタを開けます。
ちなみに、HDDケースは「SATA対応」のものでなければなりません。HDDケースには「IDE対応」のものもあり、こちらは使えません。下の写真の、上がIDE用、下がSATA用です。赤い枠で囲った部分のコネクタの形状が全く異なります。
このコネクタにSSD
を差し込んでケースに戻します。
付属のUSBケーブルを差して、
Inspironに接続すれば準備完了です。
次に、HDDの内容をWindowsごとSSDにコピーします。今回は、「EASEUS Partition Master」を利用しました。このソフトはHDDのパーティションを操作するツールですが、内容を他のHDD(SSD含む)にコピーする機能もあります。Home Editionは十分な機能がありながら無償なのでオススメです。
ちなみに、HDDをコピーするツールとしてはEASEUS Disk Copyも有名ですが、私の環境ではうまくいきませんでした(コピーできたけどWindows 7が起動しなかった)。
左上の「Copy Disk Wizard」をクリックして、簡単な設定を行うだけ。PCがリブートされてHDDのコピーが行われます(OS領域のコピーでなければ、リブートせずにコピーします)。
HDDのコピーが終わったら、ハードウェアの換装作業です。Inspironの電源をオフにしたらACケーブルとバッテリを外して裏返します。そして下の写真の赤丸の部分のビスを外して右側の部分を引き出せば、InspironのHDDを外すことができます。
2個所のビスを抜いてHDDからカバーを外し、SSDに付け替えます。穴の位置の関係で、表裏を間違える心配はありません。
これをInspironに差し込んで4個所のビスを締め直せば完成です。
さて、SSD化でどれだけ高速化したでしょうか。Photoshopなど、起動時に多数のファイルを読み込むソフトウェアを使うと、その速度を体感できます。
Windowsエクスペリエンスインデックスでも比較してみました。
プライマリハードディスクの数値は4.9。
プライマリハードディスクの数値は5.9に上昇。思ったほど変わりませんでしたね。
CrystalMark 2004R3の結果は以下の通り。
CrystalMark 2004R3だと数値的にも実感できますね。
外したHDDは、最初に使ったHDDケースに入れることで外付けドライブとして活用しましょう。コンパクトなので持ち歩きにも便利ですよ。
使用したのは、128GBにしては低価格なCSSD-SM128WJ3。今だったら
かな。
今回は単にHDDとSSDを換装するだけでなく、HDDの中身をSSDにコピーして従来の環境を引き継がせるため、以下の手順が必要でした。
外付けHDDケースによる接続
まず、HDDの内容をSSDにコピーするため、外付けHDDケースを使ってSSDをInspironに接続します。利用したのはSATA対応の2.5型ケース。GW2.5AV-SU2はディスコンっぽいので、今なら
あたりでしょうか。HDDケースを用意したら、コネクタ側のフタを開けます。
ちなみに、HDDケースは「SATA対応」のものでなければなりません。HDDケースには「IDE対応」のものもあり、こちらは使えません。下の写真の、上がIDE用、下がSATA用です。赤い枠で囲った部分のコネクタの形状が全く異なります。
このコネクタにSSD
を差し込んでケースに戻します。
付属のUSBケーブルを差して、
Inspironに接続すれば準備完了です。
HDDの内容をSSDにコピー
次に、HDDの内容をWindowsごとSSDにコピーします。今回は、「EASEUS Partition Master」を利用しました。このソフトはHDDのパーティションを操作するツールですが、内容を他のHDD(SSD含む)にコピーする機能もあります。Home Editionは十分な機能がありながら無償なのでオススメです。
ちなみに、HDDをコピーするツールとしてはEASEUS Disk Copyも有名ですが、私の環境ではうまくいきませんでした(コピーできたけどWindows 7が起動しなかった)。
左上の「Copy Disk Wizard」をクリックして、簡単な設定を行うだけ。PCがリブートされてHDDのコピーが行われます(OS領域のコピーでなければ、リブートせずにコピーします)。
HDDとSSDの換装
HDDのコピーが終わったら、ハードウェアの換装作業です。Inspironの電源をオフにしたらACケーブルとバッテリを外して裏返します。そして下の写真の赤丸の部分のビスを外して右側の部分を引き出せば、InspironのHDDを外すことができます。
2個所のビスを抜いてHDDからカバーを外し、SSDに付け替えます。穴の位置の関係で、表裏を間違える心配はありません。
これをInspironに差し込んで4個所のビスを締め直せば完成です。
ベンチマークテスト
さて、SSD化でどれだけ高速化したでしょうか。Photoshopなど、起動時に多数のファイルを読み込むソフトウェアを使うと、その速度を体感できます。
Windowsエクスペリエンスインデックスでも比較してみました。
プライマリハードディスクの数値は4.9。
プライマリハードディスクの数値は5.9に上昇。思ったほど変わりませんでしたね。
CrystalMark 2004R3の結果は以下の通り。
CrystalMark 2004R3だと数値的にも実感できますね。
外したHDDは、最初に使ったHDDケースに入れることで外付けドライブとして活用しましょう。コンパクトなので持ち歩きにも便利ですよ。