日露戦争 もうひとつの「物語」
(定価)
在庫切れ (Amazon価格)
なし (Amazonポイント)
(私のおすすめ度)
在庫切れ
(価格・在庫状況は11月23日 20:04現在)
日露戦争100年だしね。
で、この本は戦場がほとんど出てこない。一応、旅順や203高地の攻防、奉天会戦、日本海海戦についても触れられているが、ごくわずかに過ぎない。例えば、日露戦争最大の見せ場、日本海海戦の記述は3ページだけである。
本書が扱っているのは、「内地」つまり日本での戦争報道のあり方がメインテーマだ。開戦前の世論、戦中の報道や民衆の動きをエピソードを交えながら概観する。
戦争報道のあり方については現代でも物議を醸しているしね。100年前の日本の話にはいろいろ考えさせられるものがあったよ……。