奈良時代の代表的な仏像の一つで、上半身をひねったポーズで知られる東大寺法華堂(奈良市)の執金剛神(しゅこんごうじん)立像(国宝)が、ひねりを表現するために制作途中に足元の構造を急きょ変更した可能性が高いことが山崎隆之・愛知県立芸大名誉教授(仏像技法史)の研究で分かった。左肩を前方に突き出し右肩を後ろに引く迫真の姿は、仏師のこだわりから生まれたという。
Reichsarchiv ~世界帝王事典~
当サイトはリンクフリーです。ただし、各ページのURLは変更する可能性があります。なお、当サイトコンテンツの流用・転載を禁止します。
copyright © 1999-2024 nekhet, All rights reserved.