米国政府がナチス残党に退避場所を提供

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/15 18:38
産経ニュースより。

14日付の米紙ニューヨーク・タイムズは米司法省の秘密報告書の内容として、第2次世界大戦後に米政府当局がナチス・ドイツの残党に米国内の「避難場所」を提供していたと伝えた。
ふむ。

記事で例として挙げられているアーサー・ルドルフは、V2ロケット組み立て工場の生産責任者で、戦後はNASAでサターンV型ロケット計画にかかわっていた人物ですね。

トトメス4世がスフィンクスを砂から守るために築いた土壁発見

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/13 12:22
産経ニュースより。

エジプト考古最高評議会は13日までに、首都カイロ郊外ギザにあるスフィンクスの近くで、古代エジプト新王国時代のファラオ(王)、トトメス4世(紀元前1400~1390年ごろ)が、スフィンクスが砂で埋まらないよう守るために築いたとみられる二つの土壁を発見したと明らかにした。
ほう、実在したんですね。

しかし、スフィンクスに夢枕に立たれたらイヤでしょうね。

国宝の平等院・阿弥陀像台座から金糸織物片

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/11 21:49
時事ドットコムより。

京都府宇治市の平等院は11日、国宝・鳳凰堂の本尊「阿弥陀如来座像」(国宝)の台座から、金糸や色糸で文様を描いた絹織物片が見つかったと発表した。研究者は少なくとも13世紀以前に中国から伝来した織物とみており、「平安時代以降の公家装束に使われた『有職(ゆうそく)織物』の原形とも言える貴重な発見」と注目している。
写真を見ると、さすがにボロボロですね。

しかし、阿弥陀如来座像の台座からとか、よくもまぁ見つけたものです。

米メトロポリタン美術館がツタンカーメンの遺物をエジプトに返還

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/11 19:04
時事ドットコムより。

エジプト考古最高評議会と米ニューヨークのメトロポリタン美術館は10日、同美術館が所蔵している古代エジプト王ツタンカーメンの墓から出土した遺物19点がエジプトに返還されることになったと発表した。
ほう。大英博物館も、エジプトに返すべきものがいろいろありそうな……。

森鴎外『舞姫』のヒロイン「エリス」のモデル特定に新証拠

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/11 13:41
YOMIURI ONLINEより。

テレビ番組制作会社「テレビマンユニオン」のディレクター・今野勉さん(74)が、森鴎外の遺品の型板などから代表作「舞姫」のヒロイン・エリスのモデルとなった女性を特定する新たな証拠を確認したことが分かった。
舞姫のエリスといえば、1888年9月12日に鴎外を追って来日したエリーゼ・ヴィーゲルトが有名ですが、「アンナ・ベルタ・ルイーゼ」ということはエリーゼじゃないってことですかね。

中畑遺跡で出土した銅印、平安時代の氏族使用か

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/10 12:02
中日新聞より。

草津市教育委員会は9日、「永」を崩した字を浮き彫りにした青銅製の印が草津市西矢倉の中畑遺跡で、見つかったと発表した。平安時代の10世紀ごろに使われたとみられる。隣接する野洲郡には「永野忌寸(ながののいみき)」と呼ばれる有力氏族の拠点が平安初期からあり、担当者は「草津側に勢力が広がっていたとしても不思議ではない。文書作成や祭祀(さいし)で使用された可能性がある」とみている。
忌寸というと、八色の姓における真人、朝臣、宿禰に続く4番目の姓ですね(以下、道師、臣、連、稲置)。このクラスになると、私なんぞにはどんな氏姓があったのかさっぱりです。ちょっとググってみた感じでは、永野忌寸は漢献帝の裔を称しているとか……。

カラス天狗のミイラの正体はトンビ

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/09 18:49
YOMIURI ONLINEより。

 「カラス天狗のミイラ」として知られる和歌山県御坊市所蔵の「生身迦樓羅王尊像(しょうじんかるらおうそんぞう)」(江戸時代)の正体が、同県によるコンピューター断層撮影(CT)で、2羽の鳥の骨や粘土で作った造作物と分かった。
「歴史関連」ではないのですが、興味深かったので。

おやおや、3年前に分かっていたとは。まぁ、人魚のミイラなんかも、魚をくっつけた作りものだったりしますしね。各地にある河童のミイラなんかも、CTなどで解析すれば正体が知れてしまいそうですね。


ガウディのサグラダ・ファミリア大聖堂、正式な教会に

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/07 21:34
YOMIURI ONLINEより。

 スペイン東部バルセロナで128年にわたって建設工事が続いているアントニオ・ガウディ設計の大聖堂サグラダ・ファミリア(聖家族)で7日、ローマ法王ベネディクト16世による初のミサが行われた。~


 バチカンが施設を教会として公認する儀式で、聖堂はようやく正式な教会として出発した。
お恥ずかしいことに、サグラダ・ファミリアがまだ教会でなかったことを初めて知りました。このニュースのおかげでちょびっと賢くなれました。

ついでに、世界中から愛されているベネディクト16世の画像をいくつかリンク。

画像1画像2画像3画像4

ルーマニアの森林でユダヤ人犠牲者の遺体発見か

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/07 18:13
産経ニュースより。

ルーマニアの森林で、第2次大戦中のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲者100人以上が埋葬されたとみられる集団墓地が見つかった。大戦中、ドイツなど枢軸国側に属したルーマニア軍部隊に殺害されたとみられる。DPA通信が6日、伝えた。
ふむ……。

石清水八幡宮、幻の「大塔」遺構見つかる

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/05 09:20
京都新聞より。

八幡市教委は4日、石清水八幡宮(八幡市八幡)で、明治時代初めの廃仏棄釈で壊された仏塔「大塔(だいとう)」の束柱(つかばしら)の礎石や雨落ち溝とみられる遺構が見つかった、と発表した。大塔は、根来寺(和歌山県)に現存する国内最大の大塔と同規模で、市教委は「神仏習合時代の八幡宮を知る大きな発見」としている。境内東側では江戸時代の社僧・松花堂昭乗ゆかりの「瀧本坊(たきのもとぼう)」の茶室や書院跡も見つかった。
空中茶室に続き、またまた石清水八幡宮での発見。廃仏棄釈自体を否定するつもりはないのですが、それによって失われてしまった仏像や仏具、建築物などを思うと「もったいない」なぁ、と。興福寺の五重塔も薪にされるところでしたし。

寺院の特権廃止なんかはいいんですけどね。文化は文化として残しておいてほしかったところです。


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