関ヶ原 (上)

カテゴリ:小説
日付:2005/10/19 22:37

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日本史上に名高い「関が原の戦い」を、秀吉の最晩年からじっくりと書き込んだ長編。

上巻は、秀吉の死とそれによって先鋭化した石田三成と加藤清正、福島正成ら武断派大名の対立、その対立を密かに煽る徳川家康。対立を治めようと老体に鞭打ち、豊臣家を案じ続けた前田利家の死と三成の奉行失脚。前田家謀反疑惑とそれをかわすために芳春院(まつ)を人質として家康に差し出すところまで。

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アルスラーン戦記11 魔軍襲来

カテゴリ:小説
日付:2005/10/05 21:05

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長らく放置プレイをくらっていたアルスラーン戦記の書き下ろし最新刊。

ギスカール&エステル周辺、ファランギースチーム、王宮周辺、ジムサの体験、ヒルメスと孔雀姫、クバートチーム。パルス、マムヤム、ミスルに散ったさまざまな人々のエピソードの集合という感じで、あらすじの書きようがない。

しいていうならザッハークの眷属がいよいよ本格的に動き出した!! というところか。

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ウロボロスの波動

カテゴリ:小説
日付:2005/10/03 21:32

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西暦2100年、太陽系外縁で、火星ほどの質量しかないブラックホールが発見される。そのブラックホールの軌道を人工的に変えて天王星の衛星とし、さらにその周囲を覆う巨大な構造物を建設してブラックホールからエネルギーを取り出すプロジェクトが開始される。

このプロジェクトを推進する組織「AADD」、価値観や経済問題からAADDと対立するようになった地球。

この世界観をベースに、6つの短編が紡がれる。

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τになるまで待って

カテゴリ:小説
日付:2005/09/11 15:14

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森博嗣のGシリーズ第3弾。

山奥にある超能力者神居静哉の屋敷を訪れたGシリーズの学生3人集+探偵赤柳。被験者を異界にいざなう神居の超能力に翻弄される面々。

しかし、その後神居は密室で殺害される。彼がその直前に聞いていたラジオドラマは「τになるまで待って」だった……。

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鏡像の敵

カテゴリ:小説
日付:2005/09/07 22:06

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神林長平の初期短編集。「時間触」からの再録が3編あるが「酸性雨」は含まれないなど、ちとややこしい構成だが、俺にとっては6編すべて初見なので問題なし。

どれも神林テイストあふれる作品である。

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老ヴォールの惑星

カテゴリ:小説
日付:2005/08/26 23:38

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かろじて生存できる程度の環境に保たれた迷宮に追放された人々を描いた「ギャルナフカの迷宮」。

ホットジュピターに生きる、姿も生態もまったく異なる生命体の物語「老ヴォールの惑星」。

木星資源の採掘を行う異星人とのコンタクトを目指す「幸せになる箱庭」。

海しかない無人惑星に1人で不時着した男の生涯「漂った男」。

小川 一水の中篇4本を収録。

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国盗り物語(四) 織田信長(後編)

カテゴリ:小説
日付:2005/08/16 22:39

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信長編とはいえ、むしろ明智光秀を主人公として、光秀の目から見た信長を描いている第4巻。

細川藤孝とともに義秋(義昭)の将軍擁立を目指す光秀の彷徨、信長への仕官、織田家での栄達を経て本能寺へと至る光秀。光秀を嫌いつつも才能を認めて引き立て、本能寺で生涯を閉じる信長の物語である。

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国盗り物語(三) 織田信長(前編)

カテゴリ:小説
日付:2005/08/02 21:26

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濃姫の輿入れとともに、主人公が斎藤道三から織田信長へ移る第3巻。実際には、信長と明智光秀という対照的な2人が主人公である。しかし、内面の書き込み方などをみていると、司馬遼が本当に書きたかったのは光秀なのでは? と思わされる。

第3巻では、道三の敗死、桶狭間、信長による稲葉山城攻略までが描かれる。

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国盗り物語(二) 斎藤道三(後編)

カテゴリ:小説
日付:2005/07/30 17:23

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斎藤道三編の後編は、長井利政として加納城主になったところから始まり、守護代長井利安を討ちさらには守護土岐頼芸を国外に追放し、「国盗り」を完成するところまで。

宿敵織田信秀やまだ子どもに過ぎない信長もこの巻から登場。

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国盗り物語(一) 斎藤道三(前編)

カテゴリ:小説
日付:2005/07/27 22:35

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司馬遼太郎の名作、国盗り物語。全4巻のうち、前半2巻の主人公が、あの斎藤道三である。

その前編となる第1巻は、京で乞食同然の暮らしをしていた松波庄九郎(道三)が大油商をのっとり、さらに美濃に入り込んで土岐頼芸に仕え、長井家の養子に入って長井利政と名乗るところまで。

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