朝霧

カテゴリ:小説
日付:2005/01/18 23:12

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北村薫の「円紫師匠と私」シリーズ第5弾。第1作では大学生だった「私」も、本書で出版社の正社員に。

長編だった前作『六の宮の姫君』とは異なり、今回は表題作「朝霧」を含む短編3本を収録。どれも、北村薫らしいちょっと悲しく、そして優しいミステリに仕上がっている。

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戦闘妖精・雪風<改>

カテゴリ:小説
日付:2005/01/13 22:41

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南極に突然現れた異星体「ジャム」。人類は反撃を開始し、戦場は地球から惑星フェアリイに移行する。いまだ正体が掴めないジャムと戦うフェアリイ派遣部隊FAF。そして、FAF最強の戦術戦闘電子偵察機・スーパーシルフ「雪風」とそのパイロット零。

雪風と零に与えられた任務は、敵の情報を集めて帰還すること。必要とあらば、「見方を犠牲にして」でも。雪風に備わる最高の性能と武装は、見方を守るためではなく、自分を守ることだけのために使われる……。

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功名が辻 (四)

カテゴリ:小説
日付:2005/01/12 22:43

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一豊最大の晴れ舞台となる小山評定。ここでの彼の言動は、家康に大きな感銘を与える。

三成を討つため征西に転じた東軍だが、家康本体は動かない。焦燥をつのらせる福島らの諸将。緊迫した状況の中、ついに家康が動き出し、東西両軍に決戦の気運が高まる。

決戦の地は、関が原。

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功名が辻 (三)

カテゴリ:小説
日付:2005/01/09 14:48

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秀吉老いたりといえども一豊の留守に千代に襲い掛かり、エロジジイの健在っぷりをアピールするところから始まる司馬遼太郎の『功名が辻』第3巻。千代がどんなことをされてしまうのかは読んでのお楽しみ。

3巻の半ばで、その秀吉もこの世を去る。家康の策動もいよいよ露骨となり、三成派を刺激。挙兵した上杉を討つ軍勢に一豊も加わる。一方、大阪に残された千代および東軍側家族は、西軍側の人質に近い状態に。

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功名が辻 (二)

カテゴリ:小説
日付:2005/01/02 14:23

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グランツーリスモ4をやるのに忙しくてなかなか読み進まないが、2巻読了。

時代的には、本能寺の変から秀次切腹まで。山内一豊の身近な話は、吉兵衛、よね姫の死、掛川六万石への出世といったところ。

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功名が辻 (一)

カテゴリ:小説
日付:2004/12/29 11:16

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久しぶりの司馬遼太郎。

織田信長直臣とはいえ、知行五十石の小身。粗末な具足を着けて痩せ老馬にまたがる貧乏侍山内伊右衛門一豊が、賢妻 千代の内助を受けて土佐一国を領する大名になるまでの物語。仲間由紀恵と上川隆也主演の2006年大河ドラマの原作である。

第1巻は、一豊と千代の婚姻から羽柴秀吉の与力としてのゆっくりとした立身、そして有名な「十両の馬」のエピソードまで。

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星界の戦旗 IV 軋む時空

カテゴリ:小説
日付:2004/12/24 01:13

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前作『星界の戦旗 III』から3年9カ月。半ば「出ることはあるまい」と思われていた続編がようやく登場。

アーヴによる人類帝国と三ヶ国連合の戦争は7年目に突入し、帝国は新たな作戦を発動する。ラフィールとジント、ラフィールの弟ドゥヒールは、それぞれ帝国の一員として双棘作戦に出撃する。戦況は帝国に有利に展開していたが、中立を維持していたハニア連邦が事態を大きく揺り動かすことに。

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東亰異聞

カテゴリ:小説
日付:2004/10/06 22:43

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全身火だるまの火炎魔人、夜道で人を切り殺す闇御前、さらに居あい抜きの辻斬りや人魂売りに首遣い。怪しげなものどもが徘徊する帝都 東亰。連続する不可解な事件を追う新聞記者の平河は、闇御前に襲われて一命を取り留めた鷹司常熙と知り合う。

さらに調査を進めた平河は、事件の背後に鷹司公爵家のお家騒動があることに気づく。共に家を継ぐ意志はないと明言する長兄と次兄。自分の想い人を公爵家の当主に推す女たち。主人思いの使用人と口を挟む親族たち。誰がどうやって奇怪な事件を起こしているのか? そして、お家騒動を起こした真の黒幕とは?

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屍鬼 (五)

カテゴリ:小説
日付:2004/09/20 20:56

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小野不由美の『屍鬼』、読了。

静信は自ら屍鬼の元を訪れ、そこで父の真意を知る。しかし、それは屍鬼の手にかかることを意味した。そのとき、敏夫もまた千鶴と対峙し、抵抗できないことを悟っていた。覚悟を決めた敏夫は、現実を直視しようとしない村人たちに対する怒りを爆発させる。

事態は急転し、村は混沌へと突き進む。集められる死体。狩る者と狩られる者。血と腐臭に満ちた村を、業火が覆い尽くす……。

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屍鬼 (四)

カテゴリ:小説
日付:2004/09/18 18:14

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小野不由美の『屍鬼』、四巻読了。

屍鬼による村の侵食は加速を続ける。そんな中、ついに敏夫の妻も犠牲者の列に加わる。屍鬼に蝕まれていく妻を見つめる敏夫の真意は? そして、その敏夫に千鶴が忍び寄る。

一方、屍鬼に連れ去られた父の部屋で、静信は父の手紙を発見する。それは驚くべき内容だった……。

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