宇宙探査機 迷惑一番
カテゴリ:小説
日付:2005/07/22 21:01
地球連邦軍月面基地所属の通称「能天気小隊」が遭遇した謎の物体、平行宇宙移動探査機マーキュリーと言語化デバイス「迷惑一番」。
迷惑一番に接触した小隊5人は、平行宇宙に飛ばされて「とんでもない」戦いを巻き起こすことになる。
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蒼いくちづけ
カテゴリ:小説
日付:2005/07/17 11:27
テレパシー能力者「テレパス」と普通人が(一応)平穏に共存している時代。
テレパスの少女ルシアは恋人に裏切られ、脳死に至る。死の直前に彼女が感じた憎悪は、死後も残留して人々を傷つけ始める。
ルシアの最後の念に命を救われた無限心理警察刑事OZは、ルシアを救うために動き出した。
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完璧な涙
カテゴリ:小説
日付:2005/07/16 00:13
本棚に眠る神林長平作品を読み返そう、ということでランダムにつかんだ1冊。ああ、これか。
感情を持たず、社会から阻害された少年宥現。街を取り囲む砂漠に埋もれた古代都市。そこから発掘された漆黒の戦車はターゲットを破壊するまで追跡をやめない破壊兵器だった。
戦車に追われ、戦い続けることになった宥現は、過去と未来の戦争に巻き込まれていく。
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星界の断章 I
カテゴリ:小説
日付:2005/07/10 09:08
森岡 浩之の星界シリーズ短編外伝集。書き下ろしは「原罪」のみで、ほかはSFマガジンやゲーム付録の形で発表済み。
アーヴの起源の物語「創生」、少女時代のスポールを描いた「君臨」、ラフィール誕生秘話「誕生」など数本+ふざけているとしか思えない短編数本を収録。
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太陽の簒奪者
カテゴリ:小説
日付:2005/06/19 18:20
野尻抱介による、2部構成の長編SF。
水星から突然吹き出した物質でできたリングにより、地球は日照量が激減。何億もの餓死者が出る状況下で、太陽を取り巻くリングをいかに破壊するか。高校生だった主人公の亜紀が大人になり、科学者としてリング破壊ミッションを遂行するところまでが第1部。
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『七都市物語』シェアードワールズ
カテゴリ:小説
日付:2005/06/07 21:17
ガイエ(田中芳樹)の「七都市物語」世界を舞台に、4人の作家が独自のストーリーを競作。
基本的に「七都市物語」が正史扱いで、本書はその裏面史といったところか。脇役としてAAAやギルフォード、クルガンなども登場する。
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θは遊んでくれたよ
カテゴリ:小説
日付:2005/05/22 01:35
森博嗣のGシリーズ(というか前作にはシリーズ名がなかったよね?)第2作。次作が「τになるまで待って」というわけで、タイトルにギリシア文字が入っているのが特徴。GってギリシアのG?
連続する投身自殺?。その死体には、みな同一の口紅で「θ(シータ)」という文字が書かれていた。これは本当に自殺なのか? 事件の背後に見え隠れする名前のない宗教団体との関連は?
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優しい煉獄
カテゴリ:小説
日付:2005/05/15 14:09
コンピュータ上に構築された仮想世界は死者の街。人々は生前に自分の精神をバックアップしておき、死ぬと仮想世界で第2の人生を始める。この世界では、カネが続く限り永遠に生きていられる。カネが尽きると仮想世界から削除され、真の死が訪れる。現世と死後の世界の狭間にある、まさに煉獄。ただし意外に快適。
仮想世界で探偵を始めた主人公のもとに、「現世から」人探しの依頼が舞い込んできたところから物語りは始まる。
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フランチェスコの暗号 下
カテゴリ:小説
日付:2005/05/06 17:07
『Hypnerotomachia Poliphili(ヒュプネロトマキア・ポリフィリ)』に隠された暗号が次々に解読され、ついにフランチェスコの真意が明らかになる下巻。
……う~ん、中途半端な話だねぇ。解読部分は確かに面白いのだが、上下巻通して解読部分の比重は決して高いとはいえない。大部分は、あまり感情移入できない登場人物たちの、不可解な言動に費やされている。
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