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方墳だった菖蒲池古墳、築造から数十年で破壊されていた

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/26 16:20
Yahoo!ニュースより。

 橿原市菖蒲町の菖蒲池(しょうぶいけ)古墳(7世紀中ごろ)が、上下2段からなる一辺約30メートルの方墳とわかり、同市教育委員会が25日、発表した。また、築造からわずか数十年後の藤原京期(7世紀末~8世紀初頭)に古墳の一部が人為的に破壊されていたことも判明したという。
壊されていたとはかわいそうに。また、これは
大化5(649)年に謀反の疑いを受けて自害した蘇我倉山田石川麻呂と長男の興志(こごし)の合葬墓とする説にやや有利な要素
なのだそうで。

なお、菖蒲池古墳の被葬者では菖蒲池古墳の外側の写真、菖蒲池古墳では石室の構造の画像や石棺の写真が掲載されています。

秋津遺跡で大型建物群跡発見 ヤマト王権の重要祭祀施設か

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/24 22:12
毎日jpより。

 奈良県御所(ごせ)市の秋津遺跡で、古墳時代前期(4世紀前半)の大型建物群跡が見つかり、県立橿原考古学研究所が24日、発表した。珍しい構造の塀で囲まれた国内最大規模の区画の中に、4棟が規則的に並んでいた。同研究所は、ヤマト王権の大王か有力豪族が重要な祭祀(さいし)を行う施設だった可能性があるとみて、文献の少ない「空白の4世紀」を考える上で重要な成果だとしている。
ふむ。

不勉強で秋津遺跡については初めて知りました。というわけでWikipediaも眺めながら勉強中。葛城氏につながる豪族の可能性もあるとか、なかかな面白いですね。

岐阜城の信長居館跡から金箔瓦と花の飾り瓦が初出土

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/23 17:13
Yahoo!ニュースより。

 岐阜市教委は22日、岐阜市の岐阜公園内の「織田信長公居館跡」の第4次発掘調査の結果、信長が室町時代に居館を構えたとされる金華山西側のすそ野から「金箔(きんぱく)瓦」と「花の飾り瓦」のかけらが初めて出土したと発表した。市教委は「出土により、豪華な建物であったことがうかがわれる」としている。
岐阜公園は、岐阜城天守が山頂にそびえる金華山の山麓にあり、千畳敷といわれる信長の居館がかつてあった場所でもあります。

金箔瓦が出土したということで、館は悪趣味豪華だったことが伺えますね。

バチカン図書館 歴史的貴重図書の特別展

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/22 13:52
産経ニュースより。

 ローマ法王庁のバチカン図書館が擁する蔵書の数々…。レプリカではあるが、中世・ルネサンス期の貴重な本に実際に触れることができる展示が、バチカン市国・サンピエトロ広場近くで行われ、人気を集めているという。普段は門外不出、研究者に限って閲覧が許可される本や資料の多くは、謎のベールに包まれている。
バチカン図書館は、1448年に教皇ニコラウス5世が設立した世界最古の図書館の1つ。詳しい説明はWikipediaの「バチカン図書館」を参照するといいでしょう。

レプリカとはいえ、アレクサンデル6世(一部に熱烈なファンのいるボルジア家出身ですね)の『クリスマス典礼書』やダンテの『神曲』などを手にとって見ることができるとは、実にすばらしいですね。入場料は5ユーロ(約570円)と、安いのも魅力。とはいえ、バチカンではちょっと簡単には行けませんねぇ。

清水寺の子安塔、定説より130年古い1500年再建

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/20 13:04
Yahoo!ニュースより。

 清水寺(京都市東山区)の子安塔(こやすのとう)(重文)が、定説よりも130年ほど古い、室町時代後期の1500(明応9)年に再建されたことが、京都府教委の調査で分かった。部材の墨書で判断した。建造年代が特定される清水寺の現存建造物では最古となる。
ほう。

安土城の石垣のルーツ? 室町時代の石垣発見

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/20 12:46
Yahoo!ニュースより。

 滋賀県米原市清滝の山林から室町時代前半の石垣や建物跡が見つかり、室町時代の守護大名、京極氏の第7代当主、高詮(たかのり)(1352~1401年)の菩提寺(ぼだいじ)、「能仁寺」跡とみられると県文化財保護協会が19日、発表した。石垣は高さ1・5メートル、長さ約14メートルにわたり、専門家は「近世の城郭技術のルーツとなった最古級の寺院石垣ではないか」としている。
これまで最古とされていたのが銀閣寺の石垣とは知りませんでした。勉強になります。

遺跡誤認 藤原宮跡の「大嘗宮」はなかった!

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/19 00:23
産経ニュースより。

 奈良文化財研究所は18日、奈良県橿原市の藤原宮(694~710年)跡から今年7月、天皇が即位儀礼を行う大嘗宮(だいじょうきゅう)の可能性がある建物跡などが見つかったとの発表内容が「全面的に誤り」とする異例の訂正発表を行った。入所2年目の若手研究員を中心とする3人が作業にあたったが、誤認したといい、考古学の信頼性に疑問が投げかけられる事態となりそうだ。
元記事にあるように、藤原宮で即位した文武天皇元明天皇の大嘗宮にしたかった、と。

旧石器捏造事件を思い出してしまいますね。こっちはねつ造なので誤認とは違いますが。


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ティコ・ブラーエの墓発掘、死因解明へ

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/16 22:45
産経ニュースより。

 デンマークとチェコの科学者らは15日、16世紀のデンマークの著名な天文学者で、近代天文学の発展に貢献したティコ・ブラーエ(1546~1601年)の死因を解明しようと、プラハにある墓を掘り起こした。急死したブラーエの死因は謎とされてきた。AP通信などが伝えた。
元記事ではなぜか名前が書かれていませんが、ティコ・ブラーエが仕えた神聖ローマ皇帝といえばルードルフ2世ですね。

トイレを我慢しすぎて膀胱破裂で死んだなんて話もありますが、元記事の通り近年では水銀中毒説が唱えられています。それはそれで、なぜ中毒に至ったのか気になります。ルードルフ2世の都プラハといえば魔術。錬金術がらみですかね。

ルクソールでスフィンクスが並ぶ小道発見

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/15 23:55
産経ニュースより。

エジプト考古最高評議会は15日、エジプト南部ルクソールで、古代エジプト末期王朝のファラオ(王)、ネクタネボ1世(紀元前380~同362年)の時代のものとみられる小ぶりのスフィンクス計12体が並んだ小道を発見したと発表した。
ほう。

ネクタネボ1世はエジプト第30王朝の初代ファラオですね。エジプト人の王朝も末期。第30王朝は3代で終わり、ペルシアによる支配が始まります。

米国政府がナチス残党に退避場所を提供

カテゴリ:歴史関連ニュース
日付:2010/11/15 18:38
産経ニュースより。

14日付の米紙ニューヨーク・タイムズは米司法省の秘密報告書の内容として、第2次世界大戦後に米政府当局がナチス・ドイツの残党に米国内の「避難場所」を提供していたと伝えた。
ふむ。

記事で例として挙げられているアーサー・ルドルフは、V2ロケット組み立て工場の生産責任者で、戦後はNASAでサターンV型ロケット計画にかかわっていた人物ですね。

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