終戦のローレライ IV
カテゴリ:小説
日付:2005/02/26 12:07
東京を標的にした3つ目の原爆投下を阻止すべく、たった1隻でテニアンに向かう伊507。その装備は、浮上しないと撃てない20.3センチ砲と十数発の魚雷、そして1隻沈めただけで機能を停止する欠陥超兵器ローレライ・システム。
伊507を迎え撃つは、新たな探知法を採用したテニアン防衛艦隊40隻。
伊507最後の航海が始まる。
» 続きを読む
終戦のローレライ III
カテゴリ:小説
日付:2005/02/20 16:56
広島、そして長崎の空で「太陽の光」が輝く。米軍の原爆投下に刺激され、ソ連も侵攻を開始。しかし、大本営はポツダム宣言の条件付き受諾に拘泥する。
日本が追い詰められる情勢の中、ウェーキ島にたどり着いた伊507は、浅倉大佐から「あるべき終戦の形」を実現するための命令を受ける。しかし、彼の唱える「国家としての切腹」の真意が語られたとき、伊507の乗員はそれぞれの葛藤を胸に決断を迫られる。
» 続きを読む
知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦
カテゴリ:科学
日付:2005/02/14 22:24
知能とは何か。心とは何か。
学習し、判断する知能を持ったロボット「認知発達ロボティクス」。これを研究することによって、さまざまな課題が見えてくる。人に近いロボットを目指すことで、人間そのものを知ることになる。
ロボット研究者たちがそれぞれのアプローチから語る、最先端のロボット研究とはどのようなものだろうか?
» 続きを読む
アフターマン 人類滅亡後の地球を支配する動物世界
カテゴリ:生物学
日付:2005/02/11 12:44
フィーチャーイズワイルドの姉妹編というところか。
5000万年後、人類が滅亡した地球で生きる動物たちは、どのような進化をとげているのだろうか? 進化の基本原理や生態学を基に想像した未来をイラストとともに解説。
» 続きを読む
前田建設ファンタジー営業部
カテゴリ:ノンフィクション
日付:2005/02/07 22:22
アノ有名な前田建設 ファンタジー営業部の「マジンガーZ編」が書籍になって登場。ちと出遅れたが、やっと読了。Webでも読めるのだが、やはり書籍の方が読むのには適している(だから電車男も売れたのだろう)。
内容はみな知っていると思うが、早い話が前田建設が光子力研究所のマジンガーZ格納庫建設を受注したという設定で、実際に工法や技術的な課題を検討し、見積もりを出すというもの。
結論自体はキモではないので書いてしまうが、ファンタジー営業部では、紆余曲折の末、マジンガーZ格納庫工事費として72億円、工期6年5カ月(機械獣の襲撃期間を除く)という見積もりを出したのだった。
» 続きを読む
グッドラック 戦闘妖精・雪風
カテゴリ:小説
日付:2005/02/06 14:46
『戦闘妖精・雪風<改>』の続編。前作の直後から物語りはスタートする。雪風はその機体をスーパーシルフからメイヴへと移し、植物状態の零の復帰を待つ。零は、雪風の要求に応えるかのように覚醒するのだった。
再びジャムと接触した零と雪風は、極限の信頼関係で危機を乗り越える。その一方で、事態は大きく動き出す。フェアリイ星は、ジャム、FAF、特殊戦、そして多くの人々の思惑が錯綜する激動期を迎えるのだった。
» 続きを読む
終戦のローレライ II
カテゴリ:小説
日付:2005/02/02 22:47
ゼーガイストが投棄した特殊兵器回収に向かう伊507とそれを待ち伏せる米国潜水艦トリガー。
フリッツの暴走によって開始された回収作戦で、折笠は少女パウラと出会う。フリッツとパウラが語る「白い家」「藪医者(クワックザルバー)」「リンドビュルム計画」そしてローレライ・システムの正体とは?
» 続きを読む
チキンの骨で恐竜を作ってみよう
カテゴリ:マニュアル本
日付:2005/01/29 16:13
書名がすべてを語っている。文字通り、チキン(3羽分)の骨を使った恐竜の骨格標本作成方法を解説した本である。作るのは、4足歩行の草食竜、アパトサウルス(ブロントサウルスともいう)だ。
制作に必要な道具や材料、チキンから骨を取り出す方法、骨の整理と加工方法(必要に応じて削ったりする)、組み立て方まで、本書のとおりに作業すれば作れそうな気がする。
» 続きを読む
終戦のローレライ I
カテゴリ:小説
日付:2005/01/25 23:48
昭和20年。ドイツの潜水艦ゼーガイストは、日本に接収されて戦利潜水艦・伊507となる。
軍令部第一部第一課長 浅倉の密名を受けて伊507の艦長に就任した絹見。一切の事情を秘匿されたまま横須賀から転属させられた17歳の折笠と清永。特殊兵器ローレライ・システムの担当官、元SSのフリッツ。
さまざまな男たちを乗せた伊507は、米軍機の爆撃を受けながら出撃する……。
» 続きを読む
朝霧
カテゴリ:小説
日付:2005/01/18 23:12
北村薫の「円紫師匠と私」シリーズ第5弾。第1作では大学生だった「私」も、本書で出版社の正社員に。
長編だった前作『六の宮の姫君』とは異なり、今回は表題作「朝霧」を含む短編3本を収録。どれも、北村薫らしいちょっと悲しく、そして優しいミステリに仕上がっている。
» 続きを読む